~2024年11月14日(木)第12回 全国「道の駅シンポジウム」in下妻~
2024年11月14日、下妻市立総合体育館(茨城県)にて開催された第12回 全国「道の駅シンポジウム」に参加しました。
●下妻市
下妻市は茨城県の西部に位置し、筑波山の麓、東に小貝川、西に鬼怒川が見られる緑と水が豊かで農業が盛んな町です。またどこまでも平野を眺めることができる田園地帯が広がっています。開催地近辺の道の駅「しもつま」では農畜産物を中心としたラインナップを揃え、県外からの来客も増えています。福井県あわら市と姉妹都市締結しており、双方の道の駅にて特産品を販売し、物流の拡大に努められ、さらなる賑わいが期待されています。
今回、(一社)全国「道の駅」連絡会※1、関東「道の駅」連絡会※2が主催するシンポジウムへ参加し、企業出展ブースにパネルを出展したほか、コンテナ設置スペースに高付加価値コンテナである「N³ エヌキューブ」を出展しました。
※1:(一社)全国「道の駅」連絡会
全国「道の駅」連絡会は2019年5月より法人化し、全国の道の駅が利用者や地域からさらなる期待や信用を獲得することを目的とした活動を展開しています。民間企業など多様な企業・団体との「新たな連携」の構築や、地域に活性化をもたらす着実な仕組みの創造、全国組織としての機能強化・経営体制の透明化、などに取り組んでいます。
(一社)全国「道の駅」連絡会に関するリンクはこちら
(道の駅 公式ホームページ 全国「道の駅」連絡会 (michi-no-eki.jp))
※2:関東「道の駅」連絡会に関するリンクはこちら
(関東「道の駅」公式ホームページ (kanto-michinoeki.jp))
●シンポジウム
下妻市長 菊池博様のご挨拶に始まり、茨城県知事 大井川和彦様より祝辞をいただき、シンポジウムが開会され、皆さん聞き入っておられました。
全国「道の駅」連絡会会長の千葉県 南房総市長 石井裕様から、以下のご挨拶がありました。
『道の駅は創設から30年を経過した今、国土交通省道路局への登録数が全国1221駅あります。全国の道の駅は、道路利用者の休憩や情報発信機能のみならず地域の生活、防災、交流拠点として重要な役割を担っております。令和2年度から第3ステージ※3として目指すべき3つの姿として世界ブランド化、防災拠点化、地域センター化の目標を設定し様々な取り組みを行っております。中間レビューでは街ぐるみの取り組みが必要なことが示されております。』
会場には茨城県内の各道の駅のみどころが掲載されておりました。どの道の駅も魅力的な特徴があり、全国「道の駅」連絡会の活動により、道の駅は休憩場所等の通過点ではなく外出時の目的地になりつつあることを実感しました。
※3:「道の駅」第3ステージについて-国土交通省
(「道の駅」第3ステージについて (mlit.go.jp))
●「N³ エヌキューブ」展示
会場内のブースにパネル展示、会場玄関前にレストルームモデル※4の「N³ エヌキューブ」を展示しました。当日は晴天で心地よい風が吹いており、「N³ エヌキューブ」の風車が静かに回転しているところをご覧いただけました。
来場者の方からは、上下水道および商用電源が不要な点が災害時に有効であることと、設置後のメンテナンスのシンプルさが好評でした。
災害時のトイレ問題は深刻であり、解決するためにも、「N³ エヌキューブ」の普及に向けたPR活動に引き続き努めます。
※4:レストルームモデル(正式名称「循環式水洗エコトイレユニバーサルモデル」)
高齢者や障害のある方、乳幼児を連れた方、妊婦などさまざまな方が安心して利用出来る装備が備わったモデル